2019年11月3日京都「Blue Eyes」という鰻の寝床状の箱にてライブ。
昨年12月「KDハポン」にて行った「BwanaDick plays Zappa」で一緒した、京都のデュオユニット「レザニモヲ」が主催したイベント「ザッパロウィン19」という名のイベントでした。
このイベントは名や季節などから想像できるように、御大ザッパが生前精力的に行ったハロウィンコンサートをもじっているわけで、当然のことながら演奏楽曲は「ザッパ楽曲のみ」という条件が付けられておりました。
出演は東京の盟友「MAHYA」そして我々「Bwana」にご存知「遠藤豆千代」を加えた「豆Bwana」、かの「レザニモヲ」は京都在住だろうか?名うてのプレイヤを従えて「ザッパニモヲ」というユニットにて、合計3バンド。そして驚くなかれ著作「大ザッパ論」を代表とするザッパ論で高名な「大山甲日」氏を各バンドの転換合間にトークショーさせてしまうというとんでもなザッパ一色の夜を過ごしたわけです。
思い返せば、今はもう存在しない「なぞなぞ商会」というバンドを立ち上げて40年の月日が流れている記念日的な区切りでもあるし、御大ザッパが1976年2月4日「京大西部講堂」にて公演を行ってから43年という記念的な出来事でもあったわけだ。この日の詳細は大山氏がブログにて面白おかしく表現されていて面白い。
https://uuuzen.exblog.jp/27850979/ から4ページほどを参照されると良いと思います。
先述した「なぞなぞ商会」は離合集散を繰り返しつつも2016年11月13日をもって完全に活動を終えたわけで、再度集まることはないでしょう。
各メンバーはそれぞれの道を歩み、いろんな形で音楽と関りを持って活動しております。そちらのほうもご贔屓願えれば幸いなことです。
今回「Bwana」はかつて「なぞなぞ商会」でメインアクター&メインヴォーカルを務めていた「遠藤豆千代」を招聘してイベントに臨んだわけですが、さすが「遠藤豆千代」!と言わざるをえないわけで、歳はとってもあのカリスマ的存在感は色あせてはおらず、あたかも「牛肉心臓親分」のごとくなパフォーマンスでした。
今回バックを務めた我々「Bwana」は紫・敷島には「なぞなぞ商会」や御大の下地はあるものの、他メンバーにはその蓄積がありません。この数年でなんとか数曲をおぼつかないまでも演奏できるぐらいの状態なのでフロントをつとめた「遠藤豆千代」には不安もあったことでしょう。しかし、御大ザッパの旧い時期のライブ感は少なからず出せたのではないかと自負しております。
「ザッパロウィン20」という計画も進行中とのことですからお調子者の我々は呼ばれればまた参上することでしょう。「レザニモヲ」頑張った!大賛辞を贈ります。
また、「遠藤豆千代」も御大ザッパを唄う熱は冷めてもおらぬようですし、次回12月1日(日曜日)には盟友「東京ザッパラス」とともに吉祥寺「シルバーエレファント」にてまた彼とともに皆様の前に現れます。豆千代風にいうならば「震えて待て!」です。
ただし、決して「なぞなぞ商会」の名の下ではなく、御大ザッパを敬愛する者たちとして、御大ザッパを日本に広く知らしめた自負を胸に。

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